ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。温泉と絡めて、出勤日、毎日更新中。ブログに一部手を加えてご紹介。。。


No.470「足場と外見と温泉と」    2014(平成26)年9月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いある旧小学校体育館外壁に組まれていた足場が、撤去されているのに気がつきました。外壁全体ですから、足場用資材の量も半端なものではなかったはずです。設置するのも大変だったと思いますが、片づけるのも、おおごと。
 通りすがりに見たところ、外壁はそれほど変わったところはないように見えたのですが、どんな工事が行われたのでしょう。でも、外から見えるところなんて、全体から見ると限られた部分だけ。本当に重要なのは、外見より中身というのは、なんでも同じか。
 さて、曇って涼しく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、外見を磨き上げることにうつつをぬかし、人間性を高めるための努力を怠っていなかったか、考えるというのも。。。



No.469「溝切りとスコップと温泉と」    2014(平成26)年9月29日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側にある小さな田んぼで、溝切りがしてあるのが目に入りました。あれは、雨が降ったときなど、水はけをよくするために行ったもの。溝の側に積み上げられていた土の形から、機械ではなく手で掘ったものだというのが分かりました。
 昔、稲刈りなど秋の農作業が一段落してから、スコップのようなものを使い、溝切りをしていたのを覚えています。田んぼのあぜに沿って四角い形と縦横にです。収穫が終わると、すぐ来年のことを考え、汗を流すことはいとわなかったもの。
 さて、朝から秋晴れの気持ちのよいこんな日は、あったかい温泉に入り、来年の準備は無理でも、せめて明日の準備ぐらいきちんとやっているか、考えるのも。。。



No.468「ライターとキセルと温泉と」    2014(平成26)年9月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、臨時に設置されていた信号機が赤のため一旦停止した後、ゆっくり進んだ先に反対側の信号機で止まっている車が一台。その横を通り過ぎるとき目に入ったのは、運転席にいた若い女性が、真っ白の煙草にライターで火をつけるところ。
 母方の祖父が、火鉢の前でキセルを使って刻み煙草を吸っているのを見てたのは、もう何十年も前のことです。ただよってくる、あの煙り、嫌いではありませんでした。あの頃、ライターなんて高嶺の花。煙草を吸わないくせに、いつか、外国製の高級ライターを持ちたいものだと。
 さて、澄み切った高い青空が秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、高級な物を身につけることもなく、外見だって人並みには達していないこの身、せめて内面にからにじみ出る品性なるものを持ち合わせていたか、ちょっと考えるというのも。。。



No.467「水たまりと稲の新芽と温泉と」    2014(平成26)年9月25日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、稲刈りの終わった田んぼの中に、昨夜から降った雨の水たまりができていました。特に、コンバインが動いた跡のある、隅の方にです。粘土質ですから雨が地面にしみ込むまで時間がかかり、しばらくはあの水たまりのままか。
 近くで見ると、切り株の間から、緑色した新しい芽が顔を出していました。あそこは、稲刈りでも、早く終わったところ。土地が肥沃なのと、稲が持つ生命力のすごさを、垣間見たような気がします。できるなら、第二の人生、生かしてあげたいくらい。
 さて、久しぶりに雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、少々の挫折ぐらい、刈り取られた稲に比べればなんのその、何くそと明日へ向かって生きる力を今から蓄えておくこと、ちょっと考えてみるのも。。。



No.466「白い煙と橙色の柿と温泉と」    2014(平成26)年9月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある田んぼから、煙が立ち上っていました。風があるためか、真っ白な煙が左右へ大きく揺らいで。刈り取りの終わった田んぼで、枯れ草などを燃やしていたようです。すぐ近くの畑では、腰をかがめ何かをしている高齢の女性が一人。
 しばらく進むと、道路側にある柿の実が、きれいな橙色になっているのに気がつきました。食べ頃には少し早いようなのですが、色づいており口に入るのももうすぐ。秋の果物は、目と口で楽しませてくれます。あの橙色の柿、味はきっと最高。
 さて、薄い雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、季節の移ろいをこの身で感じられる幸せについて、一度じっくり考えるというのも。。。



No.465「運動着とはちまきと温泉と」    2014(平成26)年9月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の左端を半袖に半ズボンで走っている若い男性が一人。白地に黒色で線の入った、センスある上下です。体型は、平均より少しだけ太めかなと感じたのですが、軽やかに走っており、この人は、たぶん走り慣れているなと。
 この時期、あちこちで運動会などが開かれます。グランドに飾られた万国旗が風にゆれ、スピーカーから大音量で流れるマーチを聞きながら、はちまきを、うしろでぎゅっと締め直し徒競走のスタート場所へ。家族揃って見に来ていたあの運動会、もう何十年前になるか。
 さて、さわやかな青空を見ると心まで澄んでくるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、やれ血圧が高いの、やれコレステロールの値がどうのと嘆く前に、ちょっとは運動することを考えるというのも。。。



No.464「帽子のつばとヘルメットと温泉と」    2014(平成26)年9月22日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、自転車に乗っている一人の若い男性がいました。頭に、白っぽい帽子をかぶってです。ところが、帽子のつばが背中向き。あれだと、光のまぶしさを防げないと思うのですが、若い人たちは、実用よりファッション性が優先するのでしょう。
 少し進むと、黄色い帽子の交通指導ボランティア。その先の横断歩道に、あごひもつき白いヘルメット姿の交通指導員が。二人とも、帽子はもちろんきちんと。でも、ヘルメットの前に、つばのようなものが少しだけ出ていること、今日、はじめて気がつきました。
 さて、澄んだ青空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、こうあらねばならないとガチガチな固定概念を持つようになって久しいこの頭、少し柔軟にするため、帽子をちょっとだけ斜めにかぶってみることを、考えてみるというのも。。。



No.463「黒い着物とお彼岸と温泉と」    2014(平成26)年9月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、対向車線で、お坊さんが運転している車が目に入りました。黒い着物で、髪の毛を剃った姿ですから、他の車の運転手とは少し違います。朝のお勤めで、どこかへ出かける途中だったのでしょう。考えてみると、もう秋のお彼岸の時期。
 昔に比べ、お坊さんの姿を、あまり見かけなくなったような気がします。電車などで、よく乗り合わせた記憶があるのですが、今は車社会のため、外で出会う機会が少なくなったためかも。服装ですぐ分かった職業の人たち、見かけなくなったのは、どれくらいあるか。
 さて、窓から爽やかな風が吹き込んでくるこんな日は、あったかい温泉に入り、たとえ着古した物でも、自分の仕事に誇りを持てるきちんとした服装を心がけているか、考えてみるのも。。。



No.462「茶色の葉っぱと黄金色と温泉と」    2014(平成26)年9月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公園に植えてある木の葉が、茶色に変わっているのに気がつきました。ただ、それも数えるほどの枚数だったのですが。注意していると、あちこちに、黄色や赤みみがかった葉のあるのが分かります。でも、木々全体が赤く染まるは、もう少し先か。
 昨日の朝まであった稲穂が、今朝はきれいに刈り取られており、稲刈りも順調に進んでいるようです。残った田んぼの稲も、黄金色の輝きを増しており、コンバインが入るのを今か今かと待っているよう。収穫の秋は、いま本番と最盛期を迎えて。
 さて、高い空が秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、それほどでもない忙しさを理由に、秋を感じる心の余裕を失っていなかったか、考えるというのも。。。



No.461「押し切りとわらにょうと温泉と」    2014(平成26)年9月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路側にある田んぼの稲刈りが終わり、刈り取られた後のわらが何カ所かにまとめられていました。あれは、こまざらいなどで集めたもの。おそらく、畑の肥料などとして使うのでしょう。押し切りを使っていたのは、もう何十年前になるか。
 昔、刈り取ったわらは、わらにょうで保存したものです。屋根にあたる部分も、わら。体の軽い者が上に乗り、少しずつ積み上げてきれいな形にしました。積む時は、ちょっとしたテクニックが必要。上手にやらないと最初からやり直しなんてことも。
 さて、日陰に入ると、空気が冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、面倒だからと、基礎になる部分の手抜きをし、後からしまったと泣くようなことをしてなかったか、考えるのも。。。



No.460「手押し車と草刈り機の白い煙と温泉と」    2014(平成26)年9月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、高齢の女性が、手押し車を押して、道路側にある畑へ向かっていました。頭を白い手ぬぐいで覆い、長袖姿。軍手で、足もとを見ると白い長靴を履き、紫外線と防虫、そして防寒対策には万全の格好です。あれなら、心配なく仕事ができるはず。
 しばらく進むと、ブルブルッと草刈り機を始動させた音が聞こえてきました。音の方に目をやると、白い煙の上がっている草刈り機を持ち、手で何かを操作。あれは、機械の具合を見ていたところか。機械に問題なく、うまく作業が進めばいいのですが。
 さて、半袖だと寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、その場に行き当たってから泥縄でやらず、事前に準備をきちんとした上で仕事に取り組むようにしているか、振り返ってみるというのも。。。



No.459「米の乾燥機とはさ木と温泉と」   2014(平成26)年9月12日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している小屋から外へ向かって、白い布製の筒が出てました。あれは、ボイラーを使う、収穫した米の乾燥機用。これからしばらくの間、24時間フル稼働で動くことになるはずです。その後、もみすりを経て玄米として出荷。
 田んぼの稲は、日ごとに黄色が濃くなっており、この何日かで稲刈りが進むはずです。新米が、私たちの口に届くのも、もうすぐ。そうそう、はさ木に掛けて乾燥をしていたのは、何十年前のことになるでしょう。あれも、秋の、風景だったものですが。
 さて、透き通った青い空と、高い雲が秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、稲を乾燥させるため、家族総出ではさ木を組んで、額の汗を拭きながら稲を掛けていたあの時の苦労を、たまに思い出してみるのも。。。



No.458「スモールライトとあくびと温泉と」   2014(平成26)年9月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、愛本橋を過ぎたあたりで、こちらへ向かって進んでいる車のスモールライトが点いたままなのに気がつきました。早くわかればライトで合図したのに、気がついたのがすれ違う寸前。あの車の人、点灯していることを気がつけばいいのですが。
 職場の近くまで来た時、また一台の対向車が。運転席には、二十代前半とおぼしき女性が乗ってです。ところが、その女性、口を開けて大きなあくび。うら若き女性が、口元を手で隠さずあくびとは、いただけません。せっかくの素敵な洋服が台無しかも。
 さて、雨上がりで涼しくなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、ちょっと気を抜いたり、手を抜いたりした時に限って、誰かが見ていることを忘れずにいるか、考えるというのも。。。



No.457「肥料入りの袋とじょうろと温泉と」   2014(平成26)年9月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、大きな袋を手に持ち、家の前へ出ている女性が。袋は、肥料を入れてあったもののようで、それを鉢の方へ斜めに傾けました。あれあれっと思ったら、袋の中に入っていたのは水。晴れが続いてますから、花に水を注いでいたようです。
 しばらく進むと、道路沿いにある畑の側で、高齢の女性が自転車から降りるところ。見ると、後ろのカゴにじょうろが入っており、やはり、野菜などに水をやるため畑へ出勤したようです。暑い日が続いてますので、野菜や花だって、水分が欲しいはずから。
 さて、爽やかな秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、言われなくても誰かの喉の渇きを察し、どうぞ一杯とコップを出す気配りをしているか、考えるのも。。。



No.456「肥料入りの袋とじょうろと温泉と」   2014(平成26)年9月10日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、大きな袋を手に持ち、家の前へ出ている女性が。袋は、肥料を入れてあったもののようで、それを鉢の方へ斜めに傾けました。あれあれっと思ったら、袋の中に入っていたのは水。晴れが続いてますから、花に水を注いでいたようです。
 しばらく進むと、道路沿いにある畑の側で、高齢の女性が自転車から降りるところ。見ると、後ろのカゴにじょうろが入っており、やはり、野菜などに水をやるため畑へ出勤したようです。暑い日が続いてますので、野菜や花だって、水分が欲しいはずから。
 さて、爽やかな秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、言われなくても誰かの喉の渇きを察し、どうぞ一杯とコップを出す気配りをしているか、考えるのも。。。



No.455「すすきの穂と青春と温泉と」   2014(平成26)年9月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、押しボタン信号が赤になり停車したら、男女の中学生が二人横断。男子中学生が、歩きながら手に持ったすすきの穂を、女子中学生の頬のあたりへ。すると、女子中学生が、顔で嫌々しながらそのすすきを取り上げ、道路下へポイッ。
 男子中学生、捨てられたすすきの穂を拾い上げ、また女子中学生の顔近くへ。二人そんなことを繰り返し、笑い声をあげながら向こうの方へ歩いて行きました。私の中学生時代には、考えられなかったことですが、見ていて何だかほほえましく青春だなと。
 さて、朝から、爽やかな風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、いささか年を重ねたため、どこかへ置き忘れてきた青い心のかけらを探し出して拾い上げることを、考えるというのも。。。



No.454「倒れかかった稲と背丈のあるヒエと温泉と」   2014(平成26)年9月8日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路側にある田んぼで、大きく2カ所ほど稲が倒れかかっているのが目に入りました。先日降った雨のせいか、それとも肥料などのせいか。まだ青いのですが、稲刈りが始まるまで、なんとか倒れないよう頑張ってもらいたいものです。
 しばらく進むと、田んぼの中ほどに、稲より少し背丈のある、茶色い実をつけたヒエが2本。周りの田んぼには1本も見あたらず、目立ってしまいます。ヒエを田んぼに残すと、7年間影響すると聞いた覚えが。だったら、取ればいいのにと思うのですが。
 さて、車の窓から入る風が冷たく、思わず開けた戸を閉じてしまったこんな日は、あったかい温泉に入り、あの人は口で言うだけで自分ではやろうとしない人だ、なんて噂が自分の周りでたっていないか、考えるのも。。。



No.453「御堂の灯りとひげと温泉と」   2014(平成26)年9月5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにあるお寺の入り口の扉が、開けられているのに気がつきました。いつもは閉じられて目に止まらないのですが、今日は、御堂の中に灯りがついており、なんだか厳かな雰囲気。何か特別なお勤めがあるのかも知れません。
 しばらく進むと、庭へ出て花壇を見ている青いTシャツ姿の男性が。前から知っている人なのですが、今日は、なんだか違う感じ。きりっとした白いYシャツ姿の記憶しかない人だったのに、少々ひげも伸びており、遠目からでも受ける印象が違ったようです。
 さて、細かな雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かが訪ねて来るとの連絡があった時、早めに玄関の掃除を済ませてスリッパの準備をし、きちんとした身なりで待つ準備をしているか、考えるのも。。。



No.452「黄色いヘルメットと上げた右手と温泉と」   2014(平成26)年9月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、車道の左側を、サイクリング車に乗って、軽やかそうに進んでいる男性が。見るからに筋肉質で、半袖に半ズボン姿、腕も脚も日焼けして真っ黒です。通りすがりに見ると、その人、黄色いヘルメットのすぐ下に、白髪が見えてました。
 途中、押しボタン式横断歩道で、信号が黄色に。ゆっくり止まると、右手を高く上げて渡り始めたのは、年配の女性。車は、きちんと停車しているのですが、それでも基本どおり、忠実に手を上げて最後まで渡りきりましたので、すごいなと感心です。
 さて、厚い雲が覆い始め、雨を予感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、何の努力もせず体が固くなったなどと嘆いている我が身、基本に戻って、せめて意識して歩くことぐらいから始めようかななどと、考えるのも。。。



No.451「白いマスクとコンバインと温泉と」   2014(平成26)年9月3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、こちらの方へ向かって進んでくる車の運転席に、目から下を覆うように白い大きなマスク姿の人が。気になり、すれ違う車を見ていると、やはり他にもマスク姿の人が。朝晩涼しくなり、ここへきて体調を崩す人たちがいるようです。
 職場近くに来ると、大きなコンバインが動き始めたところでした。このあたりでも、いよいよ早稲の稲刈りが始まったようで、朝早すぎると露がついているから駄目。太陽が昇ってしばらく経ってましたから、満を持してのコンバインフル稼働か。
 さて、窓から入る風が秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、おいしいお米をお腹いっぱい食べ、暴飲暴食など不摂生をせず、適度な運動と十分睡眠をとっていたか、ちょっと考えるというのも。。。



No.450「登校時間とゴミ袋と温泉と」   2014(平成26)年9月2日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、いつもより30分ほど早く家を出たせいか、小学生の登校時間と重なりました。子どもたち、ランドセルを背負い、手に黄色や茶色などの手提げ袋などを持って。2学期が始まりましたので、いろいろと持って行かねばならない物があるのでしょう。
 また、途中見かけた自転車に乗った中学生は、ハンドル前にあるカゴの中に、やはりバックを。こちらは、男女ともみんな黒色。学校で色が決められているのだと思います。そして、歩道にいたYシャツ姿の会社員らしき男性は、大きなもやせるゴミ袋を手に。
 さて、窓から入る風が、ちょっと冷たく感じるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、小さな身体に夢と希望という名の大きな荷物を持っていたはずなのに、いつの間にかどこかへ置き忘れてきたことを、ちょっと反省するというのも。。。



No.449「橙色の車とトンボと温泉と」   2014(平成26)年9月1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、愛本橋のすぐ下の道路に、橙色の車が止まっていました。電力会社の車で、あの時間あそこにいたのは、久しぶり。その下側、黒部川河口コンクリートの上から、両手を後ろに組んで下を見ている高齢の男性が一人。その人、上着はもう長袖。
 愛本橋から少し進んだところで、一匹のトンボが、フロントガラスの前を右の方へすーっと。トンボの種類は分からなかったのですが、間違いなく秋のトンボ。9月の声を聞き、トンボが、遠い山の方から秋を連れて下界の方へやってきたのかも。
 さて、涼しくて、朝からしのぎやすく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、季節がちゃんと夏から秋へ進もうとしているのに比べ、自分自身、人間として成長の歩みを止めていなかったか、考えるのも。。。






本波 隆(ほんなみ たかし)

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